ギリシャに関するFAQ

Frequently Asked Questions ギリシャ共和国で行う映像制作に関して
弊社では、ギリシャでの映像制作を検討されているお客様から、撮影許可の取り方やロケーションに関する多くのご相談をいただいています。古代遺跡からエーゲ海沿岸の街並みまで、多彩なロケーションが魅力のギリシャでは、撮影の規制が地域や施設によって異なります。撮影許可のいらない場所も一部存在しますが、文化財や公的施設での撮影には撮影許可証が必須です。ここでは、現地での治安、文化的配慮、撮影許可の申請方法などを、初めて海外撮影を行う方にもわかりやすくまとめました。
どこの国での海外撮影をサポートしていますか?
ギリシャと世界の他の地域での海外撮影をサポートしています。
ニッポン・プロダクションとタッグを組み、150カ国超にわたるネットワークを持ち、日英対応のメディアチームを世界規模で展開しています。
治安はどうですか?
ギリシャは治安の良い国ですが、観光客の多い都市部ではスリなどの軽犯罪が発生することがあります。
特にアテネ中心部のオモニア広場や地下鉄構内などでは、カメラ機材を狙った盗難にも注意が必要です。
夜間の撮影や機材の無人放置を避け、現地コーディネーターと連携して行動することで安全に制作を進められます。なお、道路での撮影許可を取得して交通を制限する場合は、警察の立ち会いが求められることがあります。
文化や宗教について注意すべき点はありますか?
ギリシャは正教会の信仰が深い国で、教会や修道院では服装に関するマナーが重視されます。タンクトップやショートパンツなどの露出の高い服装で入ることは控えましょう。宗教施設での撮影は建物の撮影許可が必要で、無断でのカメラ撮影は禁止されています。また、考古学的遺跡や博物館内での撮影も文化・スポーツ省の管轄下にあり、撮影の許可が求められます。撮影許可がいらない公園などはありますが、宗教行事や礼拝中の撮影は控え、現地の文化を尊重する姿勢が重要です。
撮影許可は必要ですか?
ギリシャでは、場所や撮影内容によって撮影許可の要否が異なります。一般的な公園や街中での短時間のスチール撮影などは、撮影許可がいらない場合もありますが、映画やCMなど商業目的の撮影では、文化・スポーツ省(Ministry of Culture and Sports)や地方自治体への申請が必要です。特に歴史的建造物、美術館、病院、学校、軍事施設などでは撮影の許可を取得しなければなりません。撮影許可の取り方は、撮影場所を管轄する機関(市庁舎や観光局など)を通じて行うのが一般的です。また、暴力・差別・性的表現を含まない作品であることを示す証明書を提出するケースもあります。レストランやクラブ、ショップなどの屋内は、原則として所有者の同意(建物の撮影許可)が必要です。市立の公園は管理部局の所管で、公園撮影許可の要否や条件は都市ごとに異なります。結果として、「撮影許可がいらない場所」もありますが、撮影許可がいらない場合の判断はロケ地・規模・公的空間の占用有無で変わるため、事前確認が安全です。撮影許可証は、現地のロケーションコーディネーターが代理申請することでスムーズに取得できます。


撮影許可証の費用と発行までの期間はどれくらいですか?
撮影許可証の費用は撮影内容によって大きく異なります。1ロケーションあたりおよそ200ユーロから数千ユーロに上ることもあります。公共の道路や歴史的建築物を使用する場合、道路での撮影許可や建物の撮影許可が個別に必要です。申請から発行までにはおおよそ2週間から1か月程度を見込むと良いでしょう。手続きは文化・スポーツ省やギリシャ国立映画センター(Greek Film Centre)を通して行うのが一般的です。
国立公園での撮影は可能ですか?
はい、国立公園での撮影は可能ですが、必ず事前に撮影許可を申請する必要があります。ギリシャの自然公園は環境省によって厳重に保護されており、公園撮影許可を得る際には、撮影計画書や撮影日程、機材の詳細を提出し、環境に影響がないことを確認されます。また、撮影許可がいらない都内の公園のような自由撮影はギリシャでは認められていません。指定駐車場以外の使用や植物の採取、焚き火、野外キャンプなども禁止されています。違反すると罰金が科される場合もあるため、現地ガイドやコーディネーターと連携しながら安全に撮影を行うことが大切です。

報道ビザは必要ですか?
短期の撮影や取材であれば、報道ビザは不要です。日本国籍の方は観光目的のシェンゲンビザで90日間まで滞在が可能です。ただし、テレビ局などが長期滞在を伴う撮影を行う場合は、商用ビザまたは就労ビザが必要となる場合もあります。
機材の持ち込みとATAカルネについて
ギリシャはATAカルネ加盟国のため、撮影機材の一時輸入が可能です。職業用カメラや録音機材を持ち込む場合は、税関でカルネを提示し、通関手続きを行う必要があります。ただし、海辺や観光地でのドローン撮影など一部機材には別途許可が必要な場合があります。また、ギリシャ国内には撮影機材レンタル会社も多く、ArriやREDなどのカメラ、照明、音響機材の現地レンタルが一般的です。
現地通貨の現金を用意する必要がありますか?
基本的にはクレジットカードでの支払いが広く普及しています。ただし、地方の市場やタクシーでは現金のみ対応のケースもあるため、少額のユーロ紙幣を持っておくと安心です。

クレジットカードでの支払いは可能ですか?
はい、VisaやMastercardなど主要ブランドのカードがほぼすべての都市で利用可能です。
タクシーでの移動は安全ですか?
安全に利用できます。アテネやテッサロニキでは配車アプリ「Beat」などを利用すると、料金が明確で安心です。撮影機材を運搬する際は、大型車両を事前予約しておくと効率的です。
水道水は飲めますか?
本土では水道水をそのまま飲むことができますが、エーゲ海の島々や海沿いでは塩分を含む硬水のため、ボトルウォーターを利用するのが一般的です。撮影中はペットボトルの水を常備するようにしましょう。
コンセントのタイプと電圧
ギリシャの電源はCタイプ(丸ピン2本)で、電圧は230V、周波数は50Hzです。日本の電化製品を使用する場合は変圧器と変換プラグの用意をおすすめします。
ドローン撮影の要件について
ギリシャではドローン撮影許可の取得が必要です。事前にギリシャ民間航空庁(HCAA)への申請を行い、飛行エリアや撮影目的を明記した書類を提出します。ドローン撮影の許可取りの際には、撮影場所の管理者(遺跡、競技場、公共施設など)からの書面承諾が必要です。商業撮影では保険加入が義務付けられており、飛行範囲の地図データを添付する必要があります。空港周辺、考古遺跡、政府関連施設上空での飛行は禁止されており、違反した場合は罰金や機材没収の対象になります。撮影許可不要な個人レベルの小型ドローンでも、人口密集地では使用が制限されています。より確実に撮影を行うためには、現地のライセンス保持者であるドローンオペレーターを雇うのが安全です。